令和元年小辺路巡拝

時 期 2019・07・11(木曜日)~

         ~2019・07・14(火曜日)

人 数 総勢13名(今回は途中参加等なし)

 

7月11日 終日雨

   金剛峯寺⇒金剛三昧院⇒水が峯分岐⇒平辻⇒かわらび荘

 梅雨入りが遅く、各地にゲリラ豪雨が襲うニュースばかりで一向に

梅雨明けの気配がうかがえないこの頃です

雨で集合場所を常喜院さまの玄関前をお借りしての出発準備です

雨の中定刻に出発。薄峠から小雨模様で、昼食の大滝集落の休憩所で広場で弁当を広げるころには再び雨。

平辻からの林道が崩落で迂回路から宿舎へいろいろ難渋しました

 サプライズのお祝いです。

ハッピーバスディの歌とケーキで和歌山のTさんの誕生日祝いです

スペインからのMEさんご夫婦ともどもケーキをいただきました

 7月12日 曇り

   かわらび荘⇒檜峠⇒伯母子岳⇒三田谷橋⇒政所・民宿山本

雨こそ降っていないが一日曇り空の予報

 檜峠では道を間違えたと思うほど小枝や瓦礫が散乱し歩きにくい。

伯母子分岐でスペインからのMEさんと出会い情報交換。

伯母子山頂の見晴らしは否なれど穏やかな日和でゆつたり昼食

三田谷橋までひたすら下って無事五百瀬へ

ここで、二組に分かれて「政所」と「民宿山本」へ

7月13日 曇りのち雨

   宿舎⇒三浦口バス停⇒三浦峠⇒矢倉観音堂⇒

       ⇒西中バス停⇒昴の郷⇒果無登山口⇒民宿やまとや

 昨日に続き曇り空ですが午後から雨の予報

吊り橋を渡って三浦峠へ

今日のみどころは、吉村家跡(旅籠)の防風林。樹齢500年と云われる

巨大な杉は圧巻。ガスが漂い吸い込まれそう。

 三浦峠まで高低差700メートルの登りは“散華!!散華!!”“六根清浄”に

励まされ喘ぎ喘ぎの登攀が続きます

後は西中バス停まで下り一方。途中の矢倉観音堂で昼食

ここから昴の郷まではバス道8㎞。予報どうり途中から雨。

昴で休憩もそこそこに、明日の備えて、果無登山口のつり橋(定員

5人)を渡って宿舎の温泉に一直線

7月14日 雨予報

   宿舎⇒果無集落⇒観音堂⇒果無峠⇒

       ⇒八木尾バス停⇒三軒茶屋跡⇒本宮大社⇒大斎原

 午前2時頃、雨音で眠れないほどの豪雨とか、大半は知らずに熟睡。

 雨の予報が曇り空。勇躍7時出発すると5分も行かないうちに雨。

登山届を提出して、急峻な果無の観音道を選択。

西国33番華厳寺から長命寺まで喘ぎながら“六根清浄”“散華・散華”

と“般若心経“を唱え果無集落へ。懸樋に冷やされたトマトは絶品。

 ここから熊野本宮を目指して宝厳寺の観音様に法楽をしてから

青岸渡寺まで長い道のり雨の中進みます。

 道中、降ったり止んだりと雨具の出し入れが大変ですが、装束は

体内の汗と雨でビツショリです

14時50分、八木尾バス停に到着。今日帰宅の6人はバスの時刻もあり

熊野本宮大社へ直行。宿泊組は“道の駅奥熊野ほんぐう”を経てあわ

ただしく三軒茶屋跡・小辺路分岐(九鬼関所跡)から本宮を目指す。

17時の太鼓を聞きながら本宮大社と大斎原にお参り

 大鳥居前でスペインのMEご夫婦に再々会。ご両人は14日の宿の

アドバイスで果無越えは断念し路線バスで移動したとか・・。

我々が完歩したことを聞き大変残念がっていた。

アドレスを交換し写真等の送達を約す。

新たな出会いに感謝しながら“川湯の温泉”を楽しむ。

お陰様で8回目を無事完歩。来年も是非挑戦したいなぁ~!!!